今回は、私の理論をよく知るメンバーが多く集まりました。理論解説はそこそこにして実践です。
まずは個人の問題点を確認する事から始めます。何ができて何ができないのかを確認するために、発音の理論、2オクターブ跳躍、オクターブの早いリップスラー、などを1人1人順番に吹いてもらいました。
個人の問題点を指摘したことで、前回に比べて何がどう良くなったのか、また前回と変わっていないのか、各自確認できたと思います。久しぶりに吹く人は吹き初めは少し苦しそうな音でしたが、アドバイスを受けすぐに変わり「思いの外、最後まで音が出た!」と感じたのではないでしょうか。
レッスンでは3時間吹き続けます。全員吹くにつれストレスのない「大きな音」に変わり、レッスン前半ではできなかったことが後半にかけて少しずつ出来るようになっていく。この積み重ねが個人の実力を上げていきます。
金管はバテると音が”出なく”なります。最後まで”出なく”ならないはがりか、大きな音が出るようになった今回のグループレッスンも成功だったと思いました。